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作成: 2024-04-03
作成: 2024-04-03 16:29
読書(1873年)ベルト・モリゾ(フランス、1841-1895)
モーニングページを書けば、気分というのはそれほど重要ではないということを学ぶでしょう。自分がやっていることがすべて無駄だと感じる時こそ、最も創造的な作品が生まれることもあります。(p49)
ジュリア・キャメロン著の『アーティスト・ウェイ』を読んでモーニングページを書き始めてからN年。ミラクルモーニングと合わせて継続しています。最初は手書きで、今はキーボードと。形は少し変化しただけで、意識の流れを書き留めることは同じです。
『アーティスト・ウェイ』を読み、実践することで様々な助けを得てきましたが、今日はその中でも『モーニングページ』についてお話しようと思います。
モーニングページとは、創造性を育むための方法の一つで、毎朝、意識の流れで3ページほど書き留めていくものです。簡単に言うと、脳の排水溝です。
「間違ったモーニングページなどない。」(p45)
誰かに見せるための文章ではないので、モーニングページはただ書くことが重要です。
私が望む理想や未来から、現在の不満、過去の傷跡など、あらゆるものが創作の素材になります。溜まった感情を発散したり、普段より大きな期待感で予期せぬ幸運を呼び込んだりもします。
かっこよく見せようとして書くのではなく、素敵な人間になるためのプロセスの一つとして文章を書くのです。
創造性の回復の糸口となるモーニングページ。騙されたと思って1週間、1ヶ月、そうやって書き続けていると、モーニングページを書かない方が気がかりになる日が来るでしょう。そして、ついに自分の生活が一つの芸術であると自然に考える日も来るでしょう。
「モーニングページは私たちを絶望から解放し、思いもよらない解決策へと導いてくれる。」(p53)
内なる創造主と出会えるモーニングページを書くことによって、創造者として、芸術家として成長した自分に出会うことになるでしょう。
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