やりたくないことから始める方法

「あんな風に成功できるの？」こんな驚くべき進歩をしたいなら、非常識に考えて行動する必要もある。常識的にしか考えなければ、果たしてこの世で自分の分野で大成する人は何人いるだろうか？だから、少しは非常識にアプローチする必要もあるのだ。

間野昌紀さんの言葉のように、嫌なことからやるのは非常識なことのようだが、普通の人は最も重要なことをやりたくない傾向があることを考えると、正しいことだ。つまり、重要なのに妙にやりたくないことからやり遂げることは、成功への近道という意味だ。

もちろん、重要なことはわかるんだけど…妙にやりたくないことからやり遂げるのは、そう簡単ではない。誰でも同じじゃないだろうか。与えられた仕事の前に、ハハハと表向きは笑っているが、やるのがつらい時もあるだろう。時々、全部やめて花見に行きたいと思うのも、人間というものだ。

しかし、先延ばしにすればするほど問題は大きくなり、損をするのは自分だけだ。だから、非常識な成功のためにも、今日も嫌なことを一つクリアすることが重要だ。嫌なことからやる方法は、非常識にやるしかない。

非常識に、そうやって、やり遂げよう。

▶ 嫌でもやらなければならないことがある。学ぶべきことをきちんと学ばずに投げ出してしまうと、同じ状況が繰り返されるだけだ。だから、「嫌な仕事」と「やりたい仕事」の間に決着をつける必要がある。決着をつけるために、自分自身に次のような質問をしてみよう。

1. 本当に嫌なのか？嫌な仕事の中でも、一番嫌な仕事は何なのか？

2. 次の段階に進むために、これまでの経験を通して十分に学んだと考えるか？

3. まだ十分に学んでいないなら、もっと学ぶために何をすべきか？そして、いつまでやるのか？

つまり、今自分がやっている仕事を卒業する時なのかどうかを判断する時だということだ。

-間野昌紀『非常識な成功法則』