主題
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作成: 2024-09-05
作成: 2024-09-05 19:55
果たして書き写すことは本当に役立つのか?
正直に言うと、100%そうだと答えるのは難しいです。書き写すからといって、本全体を暗記できるわけでもなく、良い文章をすべて頭に焼き付けることができるわけでもありません。一部の作家は書き写すことは無駄だと述べている一方で、他の作家は書き写すことは意味があると主張しています。
個人的な意見としては、単に書くだけなら(本当に書くだけなら)、大きな助けになるとは言えません。腕(あるいは指、肩)を痛めて文章を書き写すことは、単に文字を繰り返す行為に過ぎないからです。
しかし、私にとって書き写すことは特別な意味を持っています。
現在、私はルーシー・モード・モンゴメリの『赤毛のアン』をタイプライターで入力しています。このプロセスは、単なる書き写しを超えて、私にとって文章を書く習慣をつけ、Notionに必要となる文章を辞書のように整理するのに役立っています。今年6月10日から今日まで、毎日毎日入力し続けています。毎日少しずつ進める中で、この小さな日課が私にどのような変化をもたらしているのかを感じています。
書き写す中で感じるのは、好きな文章をタイプ入力している間、自然と文章の意味を反芻することです。アン・シャーリーの独創的な思考と想像力が詰まった文章を書くとき、彼女の感情がそのまま伝わってくるようです。この過程で、私は単に文字を繰り返しているのではなく、作家の意図と感情を理解しようと努力しています。そうして書き写すことは、私にとって作家と対話する貴重な時間となっています。
また、書き写すことは私の文章のスタイルを向上させるのにも貢献しています。アンの文章を通して様々な表現方法を学び、普段使わない単語や文章構造に触れることができます。このような経験は、私の文章にも良い影響を与えます。書き写す中で得たインスピレーションは、私が次に書く文章に自然と溶け込んでいきます。
書き写すことがすべての人に役立つとは限りません。書き写しの効果は、個人の目的や態度によって異なって現れる可能性があります。しかし、私にとっては書き写すことは自己ケアの方法の一つであり、創造性を刺激する重要なツールとなっています。書き写しが私に貢献する点は明らかであり、その過程で得られる喜びと達成感は、私にとって大きな支えとなっています。
結局のところ、書き写すことは本当に役立つのか?再び尋ねるとすれば、私の答えは『はい』です。書き写すことは、私により良い作家になる機会を与えてくれ、私の考えや感情を整理するのに役立ちました。
毎日タイプ入力するその小さな行為が、私の日常に肯定的な変化をもたらしているのを感じます。これからもこの道を歩み続けていきたいと思います。
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